よくある質問
便潜血 について

 便潜血が陽性であった場合、陰性の方よりも大腸癌やポリープがあることが多く大腸内視鏡検査が必要です。また胃癌や肝臓・胆のう・膵臓癌で便潜血が陽性になることもあり、胃内視鏡検査、腹部エコー検査もお勧めいたします。なお、"大腸がん検診"は便中に血液が混ざっているかどうかをみるだけの検査ですので、陰性であっても大腸がんであることはよくありますので注意が必要です。

大腸ポリープについて

 大腸がんは女性の死因の第一位、男性の死因の第二位となっています。大腸癌の8割は腺腫性の大腸ポリープから発生するとされており、当院では腺腫性の大腸ポリープを発見すればできるだけその場で切除し、将来の大腸癌発生、大腸癌死を未然に防ぐ努力をしています。

ヘリコバクタピロリ菌について

 胃癌、胃・十二指腸潰瘍の原因として注目されこの近年除菌治療がおこなわれてきました。しかし、一次除菌、二次除菌を行なっても除菌できない方があります。こういった方は実費となりますが三次除菌の方法がありますのでご相談ください。ただ、現在のところ三次除菌薬は入手困難な状況です。

胃・大腸内視鏡検査の予約について

 直接御来院いただいて担当医と日時をご相談いただくか、電話にて検査予約をお願いいたします。胃内視鏡検査は当日絶食で御来院いただければ検査可能ですが、大腸内視鏡検査は事前に検査用下剤で腸の中を空にしておくことが必要ですので、直接御来院いただいた方にはその日に検査用下剤をお渡しし下剤の飲み方など御説明いたします。電話予約の方は検査予約日までに御来院いただいて検査用下剤をお渡しいろいろ御説明いたします。